「トワイライトワイライトささらさや」北海道きぃママ
私がおすすめする見ると結婚したくなる映画は「トワイライトささらさや」です。
そのあらすじは交通事故で夫を失った妻・さやは夫との子でまだ赤ちゃんのゆうすけと一緒に佐々良という街に引っ越すというものです。
そこでさやとゆうすけは不思議な事件に多く遭遇します。
一方夫は妻が心配で心配で成仏が出来ず、事件が起きる度に亡き夫が自分の姿が見える他人に乗り移って妻を助けにやってきます。
夫を亡くし、１人で息子・ゆうすけを育てることに不安を抱いていたさやでしたが、佐々良での人との出会いや事件によって母親としてたくましく成長していく物語です。
途中夫役の大泉洋による落語家のようなナレーションが入り、思わず笑ってしまうシーンが多々ありました。
映像がとてもレトロな雰囲気で中でも印象的なのが結婚式のシーンです。
妻・さや役の新垣結衣の祝言の白無垢姿は映画のレトロな雰囲気にとてもぴったりでした。
そして結婚式はきちんとした結婚式場ではなく、お金のない二人は夫の師匠の家でひっそりと挙げるのです。
参列社も少ないひっそりとした結婚式はお金のない二人のささやかな小さな幸せを象徴させるものでした。
落語家が職業だった亡き夫によって映画内ではコミカルな場面も多く登場しますが、夫婦の絆や母親としてたくましくなる妻の姿がとても印象的でした。
天涯孤独の身で家族を知らない夫・ゆうたろうが妻・さやとの結婚によって初めて家族を持つわけです。
自身の両親の夫婦愛を知らないゆうたろうですが、夫婦愛とは学ばなくても自分で作り上げていくことが出来るものなのだと映画を鑑賞して感じました。
ゆうたろうとさやの夫婦愛はとても質素でささやかなものですが、二人の絆がとても深く、結婚っていいなと思う二人の小さな愛に感動しました。
自分が結婚した時に参考にしたいと思うは相手への無償の愛や思いやり、人間は誰しもいついなくなってもおかしくはありませんから１日１日相手を大切に思う気持ちを大事にしたいとこの映画を見て感じました。
貧乏で喧嘩も多い二人ですが、マイナスの要素を全て含めて夫婦愛なのだと感じた映画でした。
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